ADKホールディングス
ADKHD
2010.12.22
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ADK、アジアに特化した地域最大のインターネット調査網『アジアKNOTs』を構築
#事業・サービス #海外
株式会社アサツー ディ・ケイ (本社:東京都中央区 代表取締役社長:清水與二 以下ADK)は、アジア新興国・地域におけるマーケティング・ブランディング活動を支援するために、高品質で当該地域最大のインターネット市場調査『アジアKNOTs(アジアノッツ)』のサービスを、12月22日から本格稼動します。
ADKはこれまでにも現法拠点毎に市場調査サービスを実施していましたが、このたび、アジア地域全体をカバーする調査パネルネットワークを大幅に増強し、新しい『アジアKNOTs』では、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、インド、ベトナム、フィリピンの、アジア11カ国・地域、合計約400万人への広域調査アプローチが可能となりました。
インターネット調査システムKNOTsは1997年から日本で、2002年から欧米地域で展開しており、今回この『アジアKNOTs』が加わることで、グローバル対応の調査ネットワークが完成したことになります。
経済成長の著しい新興アジア地域では、消費を牽引する中間所得層の規模拡大が見込まれ、成長機会を見出す日系企業の市場調査ニーズが増加の一途にあります。
『アジアKNOTs』は、ADK本社各事業本部や現地各国に展開するADK現法(約30社)と連携し、ブランドコンディションの検証や成長機会を捉えた企画提案など日系海外進出企業の幅広い商品・サービスのマーケティング活動支援をしてゆきます。
●アジアKNOTsの特長:広域対応かつ高品質データ提供の両立
当該地域の調査では、広域性(国/都市)や多様性(文化/言語)、また現地市場の変化の早さなどから、拡大する複数地域を対象とした従来のオフライン調査手法では、スタッフの現場配置や煩雑な管理、実査期間の長期化など多くの運用課題があります。またインターネット調査においても現地ネット調査会社が提供する回答データ品質への信憑性など、急激に発展するアジア特有の課題があります。
『アジアKNOTs』ではそれらの課題を払拭するために、当該地区を中心に展開しているAIP(エー・アイ・ピー)他、優良なインターネット調査パネル管理会社(パネルプロバイダ)複数社と提携し、地域最大の調査パネルネットワークを構築。さらにADKが独自に設けた「品質管理ガイドライン」に則って調査運用の全工程を一元管理することで、データ格差のない高水準な調査結果をスピーディーに提供します。
●今後の展開について
『アジアKNOTs』では、定量調査サービスの他にも、アジア各国の2-3級都市で同調査インフラを活用することで目が届きにくいローカル情報をスピーディーに吸い上げるライブモニター(定性/ビジュアル)報告システムの構築や、複数市場での定期定点自主調査などを予定し、現地市場や生活者動向により立体的に迫ったサービス展開を目指して参ります。
【「アジアKNOTs」概要】
名 称: 『アジアKNOTs(ノッツ)』
対象国・地域:アジア11カ国・地域(中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、インド
ネシア、マレーシア、タイ、インド、ベトナム、フィリピン)
調査期間: 約7日(1カ国・100サンプル・15問程度)~約30日(3カ国・合計1,500サンプル・20問程度)
調査内容: 複数国/単国市場分析調査、消費者U&A/インサイト調査、新商品受容性調査、広告表現開発調査、キャンペーン効果測定調査、各種コンテンツ受容性調査など