ADKホールディングス
ADKHD
2011.11.28
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仏eYeka社との独占販売契約締結について
#事業・サービス #経営・組織 #海外
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:清水與二、以下「ADK」)と、世界94か国約20万人が参加するオンライン コ・クリエイション プラットフォーム(注)eYeka(アイカ)を運営するeYeka社(本社:フランス、代表取締役:フランソワ ぺタヴィ)は、このたび、ADKが同プラットフォームの日本国内における独占販売代理権と国外における非独占販売権を獲得し、日本における販売パートナーとなることに同意いたしました。ADKでは、12月1日より、同プラットフォームを活用したコミュニケーション提案を開始いたします。
eYekaは、世界94か国約20万人のクリエイティブ・コンシューマー(一般消費者の中のクリエイター層)が参加するインターネット上のプラットフォームで、企業は、彼らとアイデア、インサイト、コンテンツの共同クリエイション活動が実現でき、それによってマーケティングやコミュニケーション活動を革新させることができます。
近年、日本企業の海外進出が加速し、また一方では消費者のライフスタイルが多様化している状況において、国内・海外市場を問わず、いかに的確に消費者インサイトを捉えたコミュニケーション活動を行うかが、企業にとって大きな課題となっています。これに対し従来の調査・分析・クリエイティブアイディアの立案というマーケティング手法には、時間がかかる、消費者の本音を引き出せない、などの問題がありました。
ADKは、かねてよりSNSなどを活用した新たなマーケティング手法を開発・推進していますが、今回、eYekaの販売パートナーとなることにより、消費者とのコミュニケーションに課題を抱える企業に対し、国内・海外を問わずビジネスに対応できる次世代型マーケティングプログラムの提案が可能になると考えています。
<eYeka概要>
eYekaは、オンラインを活用した消費者とのコ・クリエイションビジネスのグローバルマーケットリーダー。eYekaが保持する約20万人のクリエイティブ・コンシューマーのコミュニティーを企業が活用してゆくことで、自社内の一連のマーケティング活動の革新を実現する。企業が抱える課題(ブランドビジョンの再規定といった企業戦略から、商品パッケージ、店頭施策、消費者との関係強化を目指した映像コンテンツなどマーケティングのアウトプットの課題まで)に対してeYekaはアイデアや解決案、クリエイティブ表現を同オンラインコミュニティー上で集めて企業に提供することができる。eYekaが提供する複数のプログラムはいずれも、従来の手法と比較して、短期間で実施できる点が特徴。eYekaはコカ・コーラ、ユニリーバ、ダノン、マイクロソフト、現代自動車など100以上のリーディングブランドにサービスを提供しており、すでにフランス、シンガポール、イギリス、アメリカ、UAEおよび中国市場にて、事業を展開している。
なお、リサーチ会社、フォレスターリサーチは最近、複数のオンラインコ・クリエイションプラットフォーム企業の中でeYekaを上位にランク付けした。
注: オンライン コ・クリエイションプラットフォームとは
オンライン コ・クリエイションプラットフォームとはブランドが消費者から革新的な、あるいは創造的なアイデアや視点を直接取集できるオンライン上のスペース、あるいはコミュニティーのこと。ブランドはオンライン上でマーケティング課題を提示し、コンテスト形式をとって、解決策を生み出す消費者を招待する。同手法は伝統的な市場調査や消費者参加型調査手法よりも短期間にかつ革新的な解決策を見出すことができる。
<eYeka社 概要>
社 名: eYeka (アイカ)
役 員: CEO(代表取締役社長) François Pétavy (フランソワ ペタヴィ)
設 立: 2006年
事業内容: オンライン コ・クリエイション