ADKのエイケンへの出資について

7 / 31 . 2002

このほど、株式会社アサツー

ディ・ケイ(本社:東京 社長:長沼孝一郎 以下ADK)は、「サザエさん」などを制作しているアニメ制作プロダクション、株式会社エイケン(本社:東京

 社長:村田英憲)への出資に関する契約に調印、同社の株式の70%を取得、また、「サザエさん」を放映している株式会社フジテレビジョンも、同時に、同

社の株式の10%を取得いたしました。ADKは、これにより、多チャンネル化、グローバル化、権利ビジネスが拡大する中で、コンテンツ関連ビジネスを一段

と強化する考えです。

エイケンは、高視聴率を誇る「サザエさん」のほか「鉄人28号」「キャプテン」「のらくろ」など日本のアニメ史上に残る45作品のほか、「マザーグース」

などの海外合作作品や「忍風カムイ外伝」などの劇場作品を生み出し、総数約6,000本超のアニメを所有する日本で最も歴史のあるアニメ制作会社の一つで

す。平成13年度の売上高は約12億円、経常利益は25百万円、社員数は50名。

一方、ADKは、昭和30年代後半からベビーブームを背景に子供市場に積極的に取り組み「ドラえもん」「マジンガーZ」「巨人の星」「銀河鉄道999」

「クレヨンしんちゃん」「遊戯王デュエルモンスターズ」など、これまで100本以上のアニメ番組をテレビ化しており、第1作目の「エイトマン」それに続く

「スーパージェッター」はエイケンの制作によるもので、その後、共同で「ハーイあっこです」などの作品を世に送り出してまいりました。こうした永年にわた

るコンテンツの開発能力と制作技術に対する相互の信頼と強固なパートナーシップが、このたびの出資となったものです。また、エイケンの会長にADKの特別

顧問、関谷猪三男が就任する予定です。

現在、ADKは、地上波テレビで1週16枠のアニメ番組を取り扱っており、こうしたメディア取引だけでなく、アニメキャラクターの複製使用による商品化権

についても業界の草分けで豊富な蓄積を有している他、海外番組販売やBS、CS、あるいはビデオ化や映画化さらにブロードバンド、DVDへの2次利用によ

る収益源の多角化を図っており、このたびのエイケンへの出資により、過去の作品を資産として再活用する道が一層拡大いたしました。アニメの活動領域は、広

告、出版、映画、音楽の枠を超えてコンテンツ産業として拡大の一途を辿っており、ADKグループは、映像ソフトとしてのアニメの付加価値が高まる中、これ

までの経験に裏打ちされたノウハウと新しい発想と戦略をもって、このコンテンツビジネスをグローバルに推進していく考えです。

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