ADKホールディングス
ADKHD
2017.4.13
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創立60周年記念CSR/CSV活動 『ブレーンタル』第3弾 初任給で「子育て卒業証書」とプレゼントを贈ろう!-自立する新社会人がカンボジア貧困地域の女性たちの自立を支援-
#事業・サービス #その他
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:植野 伸一、以下「ADK」)は、創立60周年を記念し、ADK社員が広告会社ならではのスキルを活かし、社会の「課題」や日常生活の中の「悩み」に対するアイデアやソリューションを提供するサービス「ブレーンタル」(adk-corporate.cinra.co.jp/csr/society/braintal/)を期間限定で開始いたしました。
昨年8月1日から、特設ウェブサイトを通じて一般から「課題」や「悩み」を募集。9月30日の締切りまでにいただいた51件の応募の中から、ブレーンタルスタッフがお役に立てると判断した支援先5件を選出させていただきました。その後、ADK社員有志の中から、「課題」解決にふさわしいメンバーを選定してプロジェクトチームを結成。依頼主の方とのディスカッションを経て企画を練りあげ、3月より順次、実施の運びとなりました。
第3弾となるプロジェクトは、「メコンブルー『子育て卒業証書』キャンペーン」です。
「メコンブルー」は、カンボジアの最貧困地域のひとつであるストゥントレン州の工房で、読み書きができない女性職人たちによって作られているシルクストールのブランドです。日本では、特定非営利活動法人ポレポレ/有限会社ラフェリア(本社:墨田区本所3-15-5-202、運営統括責任者:高橋邦之)が販売していますが、主にネット販売であることから認知が広がらず、また一点ずつ手作業で作り上げる上質なシルク製品であるため、値段も安くありません。しかし、このストールは、貧困から抜け出せなかった女性たちが賃金を得て自立することを支援する価値のあるものです。
そこで、「ブレーンタル」では、自立への第一歩を踏み出す日本の新社会人に、遠い外国で自立のために働く女性たちについて知ってもらい、支援してもらうキャンペーンを立案しました。
まず、2017年度の新社会人に向け、日本の若者にとっての自立の機会である「初任給」に関する意識、実態調査を実施。その結果、初任給をもらうことで「親からの自立」を実感する、と答えた新社会人は83%にのぼりました。さらに、初任給の使い道の第1位は、「両親へのプレゼント」。半数以上が、親への感謝をプレゼントで示したいと回答しました。(詳細はP4、5の参考資料をご参照ください)
この調査結果をふまえ、このたび「メコンブルー」は、初任給ギフト向けの特別パッケージとして「子育て卒業証書」を開発し、両親への感謝と共に「自立の喜び」を伝えるキャンペーンを開始いたします。
【キャンペーン概要】
自立を機に両親に贈る感謝のギフトとしてシルクストールをご活用いただけるよう、子どもから親に向けた「子育て卒業証書」と、卒業証書入れを模したオリジナルギフトパッケージを開発いたしました。自身が自立を迎えるまで育ててくれた親への感謝の気持ちをこめ、新社会人になった子どもから、「子育て課程を卒業した証」として手渡していただくギフトです。
「子育て卒業証書」は、親にこれまで育ててくれた感謝を伝えるベーシックなものから、「スマホ代肩代わり卒業」や「いつもおごり卒業」「洗濯たたみ卒業」などユニークなものまで、チャーミングなイラストとともに15種16デザインを制作。いつもは照れくさくて伝えにくい親への感謝も、気軽な気持ちで伝えやすく後押しします。
4月13日(木)よりメコンブルー「子育て卒業ギフト」キャンペーンサイトよりストールをご購入いただいた方に、ご希望でお好きな「子育て卒業証書」1枚とオリジナルギフトパッケージをプレゼントいたします。
メコンブルー「子育て卒業証書」 キャンペーンページ http://mekongblue.jp/project
また、4月18日(火)より、メコンブルーを常設で販売している「そごう横浜店」B1婦人雑貨フロアにおいても、メコンブルーのストールをギフトとしてお買い上げの方にオリジナルパッケージによるラッピングをご提供。ご希望の方へは、「子育て卒業証書」をプレゼントいたします。
(※そごう横浜店では、証書は2デザインのみとなります。また、証書・パッケージとも数に限りがございます。)
【ADKブレーンタル概要】
ADKは、「コンシューマー・アクティベーション・カンパニー」として、消費者の具体的な行動を喚起し、広告主のビジネス成果に貢献することを目標に、日々アイデアやソリューションで広告主の商品やサービスを世の中に送り出し、流通させるお手伝いをしております。しかし、視野を広げてみれば、社会にはさまざまな課題があり、日ごろは広告会社とは接点のない方々や、NGO、企業、自治体などが解決策を求めています。 そこで我々は、いつもはクライアントのために提供しているアイデアやソリューションによってその課題解決のお手伝いができるのではないか、そして、もしかしたら、世の中を少しよい方向へ変えていけるのではないか、と考えました。
「ブレーンタル」は「ブレーン」×「レンタル」の造語です。クリエイター、プランナー、マーケティング、メディア、営業など部署や肩書き問わずさまざまな分野で活躍する有志が参加し、これまで会得してきたスキルやノウハウを通常の業務から拡張し、”プロボノ”※ として世の中に還元することを目指しています。
※プロボノ(Pro bono)…各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動。スキル・ボランティア。2010年頃から日本でも注目されはじめ、社会貢献の新しいスタイルとして定着しつつあります。
「ブレーンタル」は、60周年を記念し期間限定でスタートいたしましたが、ADK社員にとっても、社会の課題と向き合い、多くを学ぶ機会となりました。今後も、広告会社ならではのCSR/CSV活動として継続していく所存です。
参考資料はコチラをご覧下さい。