お知らせ
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2019.1.1
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新年のごあいさつ 株式会社ADKホールディングス代表取締役社長・グループCEO 植野 伸一
#Column #経営・組織 #その他
ビジネス成果に貢献する、プロフェッショナル・ユニットの集積体へ
新年あけましておめでとうございます。東京オリンピック・パラリンピックの開催を来年に控え、今年はいわゆる「オリンピック景気」が期待される年です。しかし、国外に目を向けると、米中の貿易摩擦、アメリカの政策の行方など、日本経済に影を落としかねない不安な要素もあります。私たち広告業界を取り巻く環境も決して順風とは言えません。今こそ、重要なマイルストーンとなる2020年、そしてその先の未来を見据えて、景気の浮き沈みに揺らぐことのない、競争力のある企業体質をつくり上げることが大切だと考えています。
2019年1月、株式会社アサツーディ・ケイは、持株会社体制へと移行します。「株式会社ADKホールディングス(ADKHD)」を純粋持株会社とし、その傘下に、専門性を高めた事業会社として「株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ」「株式会社ADKクリエイティブ・ワン」「株式会社ADKエモーションズ」に再編します。
ADKグループはこれまで、2013年8月に発表した「VISION2020:コンシューマー・アクティベーション・カンパニーへの変革」のもとに変革を進めてきました。今回の再編はこの目標に向けて「専門性の強化」と「生産性の向上」という2つの軸で構造改革をさらに推し進めるものです。
まだ100%とは言えませんが、構造改革をさらに加速するための基盤はほぼ整いつつあります。今後は、マーケティング支援事業、コンテンツ事業を2本柱に、3つの事業会社がそれぞれの専門領域で知見とスキル、そして生産性をさらに高め、プロフェッショナル・ユニットの集積体として、消費者を動かす「コンシューマー・アクティベーション」を実現していきます。
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズは、クライアントとのフロントラインとして、コミュニケーションを中心としたマーケティング領域における統合的なソリューションの提供を行います。注目領域であるデータマネジメント領域では、独自のDMPをコアにデータドリブンマーケティングを展開し、メディアビジネスにおいても、マスメディア&デジタルメディアの最適なプランニング、バイイング及び運用を推進していきます。
株式会社ADKクリエイティブ・ワンは、総勢約700名を擁する総合クリエイティブ会社として、各事業会社と緊密に連携しながら、クリエイティブおよびプロモーション領域におけるコミュニケーション戦略の企画・制作・実施までをワンストップで実現します。
株式会社ADKエモーションズは、ADKグループの強みであるコンテンツ事業において、その独自性をより一層発揮し、日本国内はもちろん、世界のマーケットを舞台にライツ・マーケティングビジネスの基盤を強固に確立していきます。
2019年は、ADKグループが2013年より進めてきた構造改革の総仕上げの年です。クライアントの皆さま、そしてグループ全社員にとって、確かな実りを生む一年にできればと切に願っております。本年もよろしくお願い申し上げます。
2019年1月
株式会社ADKホールディングス
代表取締役社長・グループCEO
植野 伸一