ADKホールディングス
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2011.6.8
Article Title
ADK「中国7都市キッズ&キャラクター調査」
#海外 #調査・レポート
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:清水與ニ、以下ADK)は、中国のキッズ市場攻略に向けて、中国7都市の親子を対象にしたADK独自調査(以下、中国7都市キッズ& キャラクター調査)を実施しました。
中国では、近年親の所得水準の向上に伴い、子ども向けの商品・サービスが次々と登場し、子ども関連の市場は今後も伸張していくことが予想されます。
本調査では、①中国の子育て・家族像、②子ども関連消費、③子どもの生活実態、④キャラクター評価の4つの側面を聴取することで、中国における今どきの家族像と、活発な子ども関連消費の実態が浮き彫りとなりました。さらに本調査では地域特性にも着目し、北京・上海・広州だけでなく、成長が著しい内陸部や 東北部といった地域別の親子の特徴も見ています。
ADKでは、当社の中国におけるビジネス展開及び中国に進出する日本企業のマーケティング支援となる情報・知見を今後も開発していく予定です。
<調査結果トピックス>
※0-12才の子を持つ母親が回答/7都市のスコアの合計
■Topic①:9割の母親が将来の受験のための学力を重視。5割が海外留学を意向。
【子育ての考え方】・将来の受験のための学力を持たせるようにしている(87%)
・音楽、言語(外国語)など、他人よりもできるだけ早く教育を始めたい(82%)
・子どもを海外に留学させたい(49%)
【子育て不安】1位自主性(自分で考える力)、2位 食の安全・衛生、3位 熾烈な競争社会
■Topic②:子どもが欲しがるものは買ってあげる親が多い(8割)。
おもちゃ購入時期は、「誕生日」「子どもの日(6/1)」「春節(旧正月)」。
【消費意識】子どもが欲しがる商品は買ってあげることが多い(80%)※Top2Box
【おもちゃ購入時期】1位 誕生日 97%、2位 子どもの日(6/1)84%、3位 春節(旧正月)75%
■Topic③:子どもの習い事は5割が実施。「英会話」「学習塾」「絵画」がトップ3。
【習い事実施率】0-12歳全体 49%、4-6歳 50%、7-9歳 66%、10-12歳 74% (全体平均1.9個)
【習い事の種類】1位:英会話 28%、2位:学習塾 16%、3位:絵画 12% (0-12歳全体)
■Topic④:子どものインターネット利用は7歳以上で5割超える。オンラインゲーム利用が多い。
【ネット利用率】0-12歳全体 37%、4-6歳 25%、7-9歳 50%、10-12歳 65%
【オンラインゲーム】0-12歳全体 24%、4-6歳 17%、7-9歳 35%、10-12歳 40%
■Topic⑤:子どもの興味関心は性年齢問わず「アニメ・キャラクター」に集中。
【興味関心事】0-12歳全体:1位アニメを見る 78%、2位キャラクター 44%、3位テレビを見る 40%
※いずれの性・年代区分においても「アニメ」を見るがトップ。
■Topic⑥:キャラクター商品は子どもだけでなく母親も許容。9割超が何らかの商品を購入。
【キャラクター意識】・子どもはキャラクターのついた商品が好き(92%)
・キャラクターグッズを買ってあげることが多い(78%)
【キャラクター商品購入】1位:漫画 42%、2位: 文具 41%、3位: 飲料 41%
※3ヶ月以内に何も買わなかった人は6%のみ。
<調査概要>
■調査エリア:北京、上海、広州、成都、武漢、西安、瀋陽
■調査対象:0-12歳の子どもをもつ母親
※各エリアで下記の世帯収入条件(月収)を上回る家庭の母親に聴取
-北京・上海・広州 RMB 6,000以上
-成都、武漢、西安、瀋陽 RMB 4,000以上
■サンプル数:2,894サンプル ※有効回答数
(各エリア400×7地区/子供の性×年齢:3歳区分で割付け)
■調査手法:訪問面接法
■調査時期:2010年11月25日~12月30日
<調査結果の詳細>はコチラ