ADKホールディングス
ADKHD
2017.12.22
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ADKアートギャラリーに新たな作品が登場~ADKアートギャラリー Collaborated by TOMIO KOYAMA GALLERY~
#事業・サービス
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:植野伸一、以下ADK)は、2014年の虎ノ門ヒルズへの本社オフィスを移転を機に、2015年から本社13階のエントランス横にアートギャラリーを設け、気鋭のアーティストがADKのために制作したオリジナル作品を展示しています。
小山登美夫ギャラリーの協力を得て、当社アートディレクターがアーティストを選定し、「The Power of Action」をテーマにオリジナル作品を制作していただいています。ほぼ一年ごとに作品を入れ替え、既成概念に捉われない新しい才能を紹介し、その活動を応援しています。
2017年12月からは、大野智史(おおのさとし)氏の「Prism double diamonds.プリズム ダブルダイアモンズ」を展示しています。本作品は、大野の「Prism」シリーズのひとつとして制作されました。永遠に光り輝く普遍的、根源的な美しさと価値、人間本来のもつ新しいものをつきつめるエネルギーや、衝動的に心動かされる行動の大切さや好奇心を表現しています。
大野智史「Prism double diamonds.プリズム ダブルダイアモンズ」
【大野智史プロフィール】
1980年岐阜県生まれ
2004年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
現在、富士山麓にアトリエを構え、原生林の中で自らの感覚を研ぎすましながら、自然と人工の対峙と融合、時間を探求する絵画制作を行っている。大野の制作の背景には、東西の美術史と、絵画的な表現についての分析がある。デジタル時代を象徴するようなフラットな色面構成と描写的な表現を1つの画面で拮抗させ、感覚を多層化させながら、絵画の可能性を探求している。
「Prism」シリーズは、ヤモリに食べられてしまう運命ながら、街灯の光に引き寄せられるように集まっていく蛾を目撃した経験から着手したもの。それは生きとし生けるものの極限状態の体現、そして光についての科学的研究を踏まえた究極の美の表現と言える。
作品は、国立国際美術館(大阪)、トヨタアートコレクション(名古屋)、原美術館(東京)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア)等に収蔵されている。
【これまでに展示した作品】
2014年 廣瀬智央「Power of Action – 豆の神話学」
2015年 三宅信太郎「ラビットハウス」
2016年 佐藤翠「Red mirror closet l、ll」「Rhododendron mirror garden」「Mirror tweed carpet」