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2017.11.9
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ADK、武蔵大学と学術交流協定を締結 ―データサイエンス活用の裾野を広げる学術交流―
#事業・サービス
株式会社アサツー ディ・ケイ(東京都港区/社長 植野伸一、以下「ADK」)と武蔵大学(東京都練馬区/学長 山㟢哲哉)は、2017年10月1日に学術交流協定を締結しました。この協定は、学術交流をはじめとする連携と協力を促進するとともに、我が国におけるデータサイエンス活用の裾野を広げ、科学技術および学術研究・教育の発展に寄与することを目的としています。近年、ビッグデータを用いた研究は様々に進められており、今後は、学部・大学院・研究所におけるレベルでの連携・協力まで対象を拡大して取り組んでいく予定です。
具体的には、本学術交流協定のもと、武蔵大学の社会学部に新設された「グローバル・データサイエンスコース(GDS)」※1では、ADKが保有する「生活者総合調査」※2等の生活者調査データの提供を受け、GDSの授業でリアルマーケットの仮説検証・分析などを行っていく予定です。
また、その他にもGDS受講生に向けてADKから派遣する講師によるデータ分析に関する授業も検討されるなど、両者が連携することでGDS履修生のデータサイエンススキルを醸成していきます。将来的には、GDSの授業に限らず、社会学部のゼミや卒業研究などでもADKから提供されるデータを活用していくよう検討しています。
ADKはこれらの取り組みを通じて、社会的課題であるデータサイエンス人材育成への貢献を行い、交流の成果を当社スローガンである「コンシューマー・アクティベーション」推進に役立てていきたいと考えています。
※1 武蔵大学社会学部グローバル・データサイエンスコース(GDS)とは
武蔵大学社会学部に2017年4月に新設された、新しい時代の共通語である「データ」と「英語」をしっかり身に付け、社会と結び付けて分析できる人材を育成する4年間のコースです。1年次は海外英語研修などで英語力を身に付け、2年次ではデータを分析する力を磨きます。培ったスキルを3年次以降は総合的に使える能力として精度を高め、卒業後は、データ分析を必要とされる企業や政府組織など、創造性の高い職種での活躍が期待されます。
※2 ADK生活者総合調査とは
毎年、関東・関西地区を対象に実施している15,000サンプル規模の大規模調査。生活者をライフスタイル・消費行動・メディア接触など1,000以上の項目により多角的に調査している。これまで十数万件規模で蓄積されたデータは、その分析により多面的側面から捉え、より深いターゲットインサイトを導き出すことを可能としている。