ADKホールディングス
ADKHD
2017.10.23
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ADK、産学連携組織「UTokyo MDSコンソーシアム」へ参画 修士学生への支援・奨学金を支給
#事業・サービス
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:植野伸一、以下ADK)は、データサイエンス人材育成のために設立されたUTokyo MDSコンソーシアム(東京大学数理・データサイエンスコンソーシアム)に2017年10月2日付にて参画いたしましたので、お知らせいたします
UTokyo MDSコンソーシアムは、本年2月に東京大学内に設置された数理・情報教育研究センターの活動を産業界から支援し、その教育・研究成果を産業界の発展に活用するための産学連携の推進母体として設立されました。
IoT やビッグデータ、人工知能などの技術革新が進展する中で、生成・流通・蓄積されたデジタルデータを経営資源として活用し、新産業・新サービスの創出や社会的課題の解決に役立てようとする動きが活発化しています。しかし、日本ではデータを分析し課題解決に役立てられる人材、データサイエンティストの不足が問題となっています。
ADKは本コンソーシアムへの協力を通じて、データサイエンス教育を支援し、データ活用による社会的課題の解決に資する人材の育成に寄与することで、当社のスローガンである「コンシューマー・アクティベーション」の実現をより推し進めて行きたいと考えています。
コンソーシアムの活動内容として、具体的には東京大学で検討中の社会人向け教育プログラムへの開発協力・派遣、企業経営とデータサイエンス活用についての講習会、東京大学からのインターンシップへの参加、社会人向け教育プログラム開発への協力、東京大学との共同研究推進、コンソーシアム参加企業との情報交換及び共同事業などを想定しています。
また、ADKの持つ「生活者総合調査」データという、大規模な生活者調査データを提供し、コンソーシアム内での活動及び数理・情報教育研究センターでの教育・研究活動に役立ててもらうことを計画しています。
なおコンソーシアム活動とは別に、ADKは東京大学のデータサイエンス人材育成への支援の一環として東京大学大学院数理科学研究科の修士学生2名に対する奨学金の支給も行います*。
ADKはこれらのデータサイエンティスト育成事業への協力を通じて、社会課題解決への貢献と自社の成長を図っていきたいと考えています。
*ADKでは2006年から2017年まで「東京大学 アサツー ディ・ケイ 中国育英基金」として、延べ77人の中国の優秀な学生に対し、東京大学への留学にかかる奨学金、渡航費等の支援を行ってきました。今回の奨学金支給はこの取り組みの延長線上にあるものです。
<生活者総合調査とは>
ADKが年1回実施している大規模な消費者調査。関東(約10,000s)、関西(約3,000s)の15歳~69歳男女を対象に、日常行動、消費スタイル・価値観、メディア接触、メディア(ビークル)評価等について1,000項目以上にわたる調査を行っています
UTokyo MDSコンソーシアム(東京大学数理・データサイエンスコンソーシアム) WEBサイトはこちら