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2014.12.18
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株式会社ディーライツの株式取得に関するお知らせ
#事業・サービス #経営・組織 #IR
株式会社ディーライツの株式取得に関するお知らせ
コンテンツビジネス強化のため、コンテンツポートフォリオを拡充し、海外展開を拡大
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:植野伸一、以下「ADK」)は、2014年12月9日開催の取締役会において、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)の完全子会社である株式会社ディーライツ(以下「ディーライツ」)について、三菱商事が保有するディーライツの株式の一部を取得し子会社化することについて決議し、12月18日付で三菱商事と株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.株式の取得の理由
ADKは、1963年(昭和38年)に放送を開始した「エイトマン」を皮切りに、これまで数多くのテレビアニメ番組・実写特撮番組を中心とするコンテンツビジネスに携わり、実績を積み重ねてまいりました。アニメ番組の企画・制作からキャラクターの商品化・広告販促への活用、ミュージカルやイベントなど多様な展開を手掛けております。また近年は、海外にもファンが多い日本アニメの海外向けネット配信および関連商品のe-コマース等にも力を入れております。
一方、ディーライツは、映像(アニメ・実写)の制作、著作権管理、海外販売を行っており、コンテンツプロデュース、海外ネットワークに大きな強みを有しております。特に、同社が版権管理および海外での番組販売に携わった作品の中でも、「ベイブレード」シリーズは、国内のみならず、北米・欧州を中心に全世界でも大ヒットを記録しております。
今般、ディーライツの株式取得について慎重に検討・協議を重ねた結果、優良なコンテンツの版権管理・番組販売における全世界での運用実績と海外ネットワークを有するディーライツをADKグループに迎え入れることは、当社のコンテンツビジネスにおいて、コンテンツポートフォリオの更なる拡充とビジネスエリアの拡大につながるものと考え、本件株式取得を決定いたしました。特に海外展開におきましては、アジアに強いADKと、北米・欧州で実績があるディーライツが補完しあうことは、両社にとって大きなメリットがあると認識しております。
今後、ディーライツの既存株主である三菱商事と協働してディーライツの企業価値向上に努めてまいります。
2.ディーライツの概要
(1) 名称: 株式会社ディーライツ
(2) 所在地: 東京都千代田区神田司町二丁目2番地11
(3) 代表者の役職・氏名: 代表取締役社長 鈴木 大三
(4) 事業内容: オリジナル・キャラクター、アニメやゲーム、WEBなどのコンテンツ企画から制作開発など多岐にわたるコンテンツのプロデュース
(5) 資本金: 80百万円
(6) 設立年月日: 1988年(昭和63年)12月1日
(7) 大株主及び持株比率: 三菱商事株式会社 100.00%
3.三菱商事の概要
(1) 名称: 三菱商事株式会社
(2) 所在地: 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
(3) 代表者の役職・氏名: 代表取締役社長 小林 健
(4) 事業内容: 総合商社
(5) 資本金: 204,446百万円(2014年3月末現在)
(6) 設立年月日: 1950年(昭和25)年4月1日
4.取得株式数及び取得前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数: 0株
(議決権の数:0個)
(議決権所有割合:0.0%)
(2) 取得株式数: 816株
(議決権の数:816個)
(3) 異動後の所有株式数: 816株
(議決権の数:816個)
(議決権所有割合:51.0%)