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2014.2.27
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アサツー ディ・ケイがアドフェスト2014で「コ・クリエーション」セッションを実施
#アワード #海外 #その他
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植野 伸一、以下「ADK」)は、アジアの広告フェスティバルで権威のあるアドフェスト(アジア太平洋広告祭)において今年のアドフェストのテーマでもある“コ・クリエーション“(協創)について、クリエイターによるセッションを実施します。
アドフェストの今年のテーマは、“Co-create the Future”。世界のマーケティングの大きな潮流であるコ・クリエーション(共創)にスポットを当てました。
ADKは、コ・クリエーションがマーケティングの大きな潮流となることを早くから察知し、2011年には、クラウドソーシングにおけるグローバルマーケットリーダーであるeYeka(アイカ)と提携を結びました。世界で最初にコ・クリエーションやクラウドソーシングを本格的にビジネスに組みこんだエージェンシーとして、業界で話題にのぼりました。
今回、アドフェストでは、eYekaとのコラボレ-ションプロジェクトを推進するADKシニア・クリエイティブディレクター藤井 徹と、eYekaのグローバルディレクター(インサイト&イノベーション担当) ジョエル・セレ氏に、ADFEST、One Show、Cannes Lions、Spikes Asia等の数々の国際的なクリエイティブ・フェスティバルで審査員を務めた経験のあるクリエイティブ業界の重鎮、ロブ・シャーロック氏を交えて“The World Biggest Creative Department”(世界一大きなクリエイティブ局)と題しトーク・セッションを行います。ブランドやエージェンシー、そしてクリエイターたちの新しくて刺激的な関係と広告ビジネスがどのようにクリエーションからキュレーションに変革を遂げているのかなどを豊富な実例を交えながら話し合います。
※コ・クリエーション、クラウドソーシングとは・・・
コ・クリエーションとはインサイトを得るだけでなく、アイデア開発にも消費者を取り込むこと。クラウドソーシングは「クラウド」に課題を掲げて「共創」していくこと。その多くはオンライン上にコンテスト形式で展開され、入賞作品には賞品が授与される。世界では72の主要ブランドがクラウドソーシングを使って消費者と共にマーケティングの課題に取り組んでいる。消費者が独自に創作し、YouTubeなどの動画プラットフォームに投稿する「勝手CM」なども一例だが、近年はクオリティやクリエイティビティも高く企業やエージェンシーからの注目が集まっている。
ソーシャルメディアの時代において、消費者は商品やマーケティングキャンペーンにおいてブランドと「共創」することを求めている。成功しているのは「Love Brand – 愛されているブランド」だけでなく、消費者が何か参加できるものを提供しているブランドである。
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<「コ・クリエーション」セッション概要>
場 所:タイ/パタヤ ロイヤルクリフホテル敷地内 ピーチ(ADFEST本会場)内
日 時:2014年3月6日 18:00~18:45
登壇者:藤井 徹(アサツー ディ・ケイ シニア・クリエイティブディレクター)
ジョエル・セレ(アイカ インサイト&イノベーション グローバルディレクター)
ロブ・シャーロック(クリエイティブコンサルタント)
*アドフェスト本会場内、ピーチ セミナー会場での実施になります。
<アドフェスト概要>
正式名称:Asia Pacific Advertising Festival (アジア太平洋広告祭)
創設目的:アジア太平洋地区の広告クリエイティブに焦点を当て、クリエイティブコンテストを通じて、そのレベルアップと相互交流を図るとともに、当該地域各国の文化、価値観の再発見にも努めることを目的とする。
運営組織:非営利団体 アドフェスト事務局(タイ)
<アドフェスト2014概要>
期間:2014年3月6日~3月8日
会場:PEACH (Pattaya Exhibition and Convention Hall) タイ、パタヤ
公式ホームページ:http://www.adfest.com
<セッション登壇者プロフィール>
藤井 徹
アサツー ディ・ケイ 統合ソリューションセンター クリエイティブ本部 シニア・クリエイティブディレクター/コピーライター宝島社「いい国つくろう、何度でも。」「日本の犬とアメリカの犬は会話できるのか。」 福島復興支援プロジェクト「ありがとう、ふくしまは忘れない。」などを手がけるほか、2012年よりコ・クリエーションディレクターとしてeYeka(アイカ)との共同プロジェクトを推進。カンヌ国際広告祭、ニューヨーク国際広告祭、ADFEST、中東北アフリカMENA Cristal Festival他日本代表審査員。
ジョエル・セレ
eYeka(アイカ)のグローバル戦略を担当するインサイト&イノベーションディレクター。世界各国のブランドに対し、270,000人の消費者クリエイターコミュニティーの集合的なクリエイティブパワーを戦略的に活かし、マーケティングやコミュニケーション活動に展開するためのコンサルテーションを行う。PR会社ヒルアンド ノウルトンのヨーロッパ・中東・アフリカ地区ではヴァイスプレジデントを務め、企業のソーシャルメディアビジネスの展開をリードした。また、大手メディアエージェンシーではグロ―バル組織改革プログラムを手掛け、クリエイティブエージェンシーでは、ストラティジストとして金融・ヘルスケア・消費財を含む幅広い分野を担当。他にはシンガポールで初めてのデジタルコミュニケーションエージェンシーやカリフォルニアのソーシャルショッピングのベンチャー企業の共同創始者としての経験も持つ。
ロブ・シャーロック
クリエイティブコンサルタント。グローバルでの広告・クリエイティブリーダーとしての豊富な経験を持ち、トランスフォメーション(企業の組織改革)・コラボレーション、成長に重点を置き、自身においても改革者であり次に起こることに魅了されている。シカゴのドラフトfcb(Draftfcb)ではCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務め、1,300人規模のオフィス、2つの事業体の合併を管理し、前例のない成長推進を実現。異文化の企業組織改革の実績を持つ彼はコ・クリエーションに対し情熱的に取り組み、2011年Spikesのコ・クリエーションフォーラムの進行を務めた。また、単一源であることは近視的で限界があり、もはやエージェンシーはクリエイティビティの中心ではない、そして、これからは導線であり、キュレーターでありゲートキーパーにならなくてはならないという信条を持っている。過去にはFCBの元グローバル取締役 兼 FCBクリエイティブ評議会のトップを務め、Cannes、One Show、Spikes、Cristal、Kam Fanを含む多数の広告業界のクリエイティブ・フェスティバルの審査員会議長、審査員、プレゼンテーターとしても活躍している。