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2024.5.30
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2024年度新入社員スタートダッシュ研修において社会課題の解決について、実体験を通して考えるワークセッションを実施
#Report
2024年度新入社員スタートダッシュ研修において
社会課題の解決について、実体験を通して考えるワークセッションを実施
~Z世代がゴミ問題解決に参加したくなるには~
ADKホールディングスは、125名の新入社員に対して早期にマーケティング・パートナーとしての基礎をインストールする「スタートダッシュ研修」を約1か月に渡って実施しました。本研修は、主にデータ分析やテクノロジーに関する講義や生活者インサイト発掘までを網羅した集中的な講座・ワーク群で構成されています。
本年はその中での新たな取り組みとして、4月末にADKウェルビーイング・プロジェクトと共に、green bird(NPO法人 グリーンバード 理事長:福田圭祐氏)の協力を得て「Z世代がゴミ問題解決に参加したくなるには」をテーマにしたワークセッションを実施しました。
新入社員は、green bird福田氏から「誰でも気軽に参加できる世界一簡単な社会貢献としてのゴミ拾い」をテーマにした講義を受けた後に、当社オフィスのある虎ノ門の街に出て実際に清掃活動を体験。その後「Z世代がゴミ拾いに参加したくなるには?」をテーマにグループワークおよびプレゼンテーションを行いました。
グループワークでは「ゴミ拾いを通じて就活生と企業をマッチングさせるイベント」、「SNSと掛け合わせてゴミ捨て場を映えスポットにする」、「拾った量に応じて推しへの投票権を交換できるアイドルオーディション」など、Z世代のインサイトを捉えた新入社員ならではのアイデアが多数発表されました。
講義やグループワークを経て、新入社員は「ゴミ拾い」への認識が大きく変化し、“広告”に留まらず、アイデアやコミュニケーションの力で人の行動を変えるということを具体的に学びました。研修後には、
「“体験”することの大切さを学んだ。ゴミ拾いを通じての気づきを得るにとどまらず、そこからさらにゴミ問題を自分事化してグループワークを行うことができた」、
「ゴミ拾い=面倒なものというネガティブな考えをいかに払拭し、環境活動に能動的に参加したくなる施策について考えることも我々の使命だと感じた」
などの声が聞かれ、その他にも、実務に入る前段階のプログラムとして有意義なセッションであったという意見が多く集まりました。
ADKグループは、「すべての人に歓びの体験を。」をパーパスとして掲げ、従来の広告会社の枠を超えたマーケティング・パートナーとして、クライアント企業の顧客へ価値ある体験を提供することを目指しています。今回の施策は、未来のADKグループを担う新入社員が、自分たちの力で街をきれいにする体験を通じて、「ADKグループで働く歓び」を体感してもらうことを目指して、ADKウェルビーイング・プロジェクト(下記)も企画に参加して行われました。
特定非営利活動法人 green bird(認定NPO法人 グリーンバード)
メール:information@greenbird.jp
理事長:福田圭祐
「ADKウェルビーイング・プロジェクト」とは
ADKグループでは、社員の健康とADKで働くことを通じた幸福の実現で経営戦略の達成を目指す、人財マネジメントモデルへの変革を進めています。実現に向けた重要な基準の一つがエンプロイー・エクスペリエンスです。社員が、仕事もプライベートも含めた人生の充実感を得ながらADKで働く歓びを感じられるように「話そう!もっと!!」をプロジェクトスローガンに掲げ、展開しています。