ADKこども生活力調査レポート「親子の朝食」調査結果

3 / 15 . 2007

株式会社アサツーディ・ケイ(本社:東京都中央区、取締役社長:長沼孝一郎、以下ADK)では、「親子の朝食~実態と意識」について、2006年11月に、3歳から12歳の子どもを持つ全国の父母600組を対象に調査を実施いたしました。このたび、その調査結果速報が「ADKこども生活力調査 Vol.2」としてまとまりましたのでご案内させていただきます。独自のアニメ・コンテンツビジネスを展開するADKでは、1977年に「子ども調査」(当時は旧旭通信社)をスタートし、2005年からは「ADKキッズプロジェクト」として”子ども”や”親子”に関する様々な調査・研究を行っています。また同年「ADKこども生活力プロジェクト」を立ち上げ、未来を担う日本の子どもたちにとって、これからの時代を生きていくために必要と思われる心身のたくましさ-≪アタマ・ココロ・カラダ≫の力の向上=”こども生活力”向上を支援するさまざまな活動を展開しております。

2006年4月に実施した自主調査では、子どもの生活力向上の重要な一要素として「お父さんとの体験」に注目し、父子が共有する時間の長さや共有する体験の実態と期待にフォーカスを当て調査を実施しました。

今回は、父子の体験の中でも日常的で、且つ子どもの成長にも大きな影響があると思われる「朝食」に注目し、朝食の摂り方と子どもの生活力の関係を探るという視点、またお父さんの朝食参加と子どもとの接点という視点から、親子の朝食の実態や意識にフォーカスを当て調査を実施いたしました。以下、概要およびデータをご紹介いたします。

<調査結果トピックス>

  • 朝食を共にする父子は、9割が会話 ~朝食はお父さんと子どものコミュニケーションの場
  • 朝食のメニューはまだまだ変わる? ~ 「食べさせたい」メニューと「食べている」メニューに差
  • 子どもは休日の朝食が好き! ~ 「家族が揃ってゆっくり食べられる・メニューも増えるから」
  • 家庭での食事意識、父親と母親で差 ~「朝ごはんが大事」はお父さん
  • 子どもの朝食、休日はゆっくり・ゆったり ~朝食の時間帯・かける時間共に平日と休日に差
  • 「休日に朝食を作ってみたい」7割の子が希望 ~一緒に作る相手として3割が「父親」を指名

<調査概要>

【調査対象と回収サンプル数】

同居している3~12歳児の長子(2006年9月時点・中学生除く)を持つ20代~40代の男性・女性各600人(父母600組)

※回答者は父親及び母親(子どもへの質問は母親が代理で回答)

【調査地域】

全国

【調査方法】

インターネット調査(ネット調査会社の登録モニター活用)

【調査期間】

2006年11月11日(土)~11月13日(月)

【主な調査項目】

・平日・休日の朝食の摂取実態(子ども・父親)

・朝食の摂取時刻/所要時間

・朝食を誰と食べるか・食べたいか

・朝食のメニュー

・朝食時の話題

・食事に関する意識

・食生活に関する実態・意識

・食事の際のしつけ

・「食育」に関する情報接点 他

「こども生活力」とは~プロジェクトの活動視点

私たちのプロジェクトでは、「こども生活力」を、子どもがこれからの時代を生き抜くのに必要な「たくましさ」、具体的には、《アタマ》《カラダ》《ココロ》の三つの領域での力であると考えます。

2005年12月に実施したプレ調査では、最近の子どもの傾向に関するフリーアンサーとして、「人の手で作れないもの、虫とか土とかを嫌がる」 「情報機器に操られている」「少し体を動かすと疲れたという情けない体力」「長いものには巻かれろ的な発想」等の回答が挙げられました。子どもたちの「たくましさ」が、かつてに比べて退化しているのではないかという懸念があります。

特に、3歳から小学生までの長子を持つ首都圏の父親・母親からは、《アタマ》《カラダ》《ココロ》の領域のうち、「相手の気持ちや状況を感じ理解する力」や「自分の気持ちを伝えようとする力」「努力して成長しようとする力」といった、子どもの《ココロ》の領域を育てたいとする回答が多く見られました。われわれはこれを『共感力』と『意志力』と定義し、これからの子どもにとって、特に大切な力として考えます。

【今後の活動テーマ:「感動体験をもっとお父さんと」】

プロジェクトでは、≪ココロ≫の領域-共感力や意志力は、人や社会との関わりを通じて、豊かな体験をすることから培われると考え、親子、特に父子での豊かな体験の機会を提供することにつとめていきます。活動テーマとして「感動体験をもっとお父さんと」を設定しました。父子での体験にフォーカスをあて、調査活動やイベント等を通じ、ココロはもちろん、カラダ、アタマの領域に至るまで、子どもと親の生活力を向上させていくことに貢献したいと考えています。

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