ADK CSR DESiGNiNG~生活者の社会貢献意識/活動に関する調査レポート~

10 / 07 . 2009

“やりたくてもできない”ボランティア。

企業主催のイベントがきっかけの一つに。

  • ボランティア参加意向は4割。しかしその7割が参加できていない(参加意向の分かれ目は「自分自身へのメリット」を感じるかどうか)
  • 参加への障壁は、”時間のなさ”と「友人・知人がいない」「情報が手に入りにくい」などの”自分との縁遠さ”(特に若年層)
  • 企業主催のボランティア/チャリティイベントがその”縁遠さ”を解消し参加のきっかけになる可能性。同時に企業側の好感度アップにも寄与

「ADK CSR DESiGNiNG」では、「生活者の社会貢献/環境に対する意識や行動」について把握するために、定期的に生活者を対象にした調査を実施しております。 今回2009年5月に実施した調査では、特に「生活者のボランティア意識」にフォーカスを当て、山積する社会問題解決に向けて生活者の行動も求められる中で、彼らの社会貢献活動参加を促していくためのポイントと、それに対する企業の関わり方について分析を行いましたので、ご報告させていただきます。 (15歳以上の男女1244名を対象に実施)

まず、「ボランティア」への参加意向は年代を問わず4割と一定の参加意向があることが分かりました。 しかし、参加意向がある人でも実際にはその7割が参加できておらず、「やりたくてもできない」という現状が伺えました。 なお、「社会経験になる」「出会いがある」など、ボランティアに「自分自身のメリット」も感じるかどうかが、参加意向があるかないかの分かれ目になっているようです。

次に、「やりたくてもできない」要因を調べていくと、”時間がない”ことに加え、「友人・知人がいない」「(ボランティアの)情報が手に入りにくい」などの”自分との縁遠さ”が参加の障壁になっている実態が見受けられました。 特に、若年層においてこれらの障壁が大きいようです。

最後に、「企業が主催するボランティア/チャリティイベント」に対する意識を聞いてみると、ボランティアを「やりたくてもできない」層を中心に、「安心でき参加しやすい」「活動内容に信頼が持てる」といった声が多く見られました。 また、同時にそのようなイベントを主催することが企業自身の好感度アップにも寄与することが確認できました。 今後、企業が主導して生活者のボランティア参加を促していくことが、社会全体にとっても、生活者にとっても、企業にとっても利点のある一つの方法と言えるでしょう。

今後も「ADK CSR DESiGNiNG」では、調査分析等を通じた生活者へのアプローチメソッド開発、社会貢献リソース開発やネットワーク構築等により、企業のCSRコミュニケーション活動を総合的にサポートして参ります。

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