「アジア・リージョナル・センター」の設立について

12 / 05 . 2005

アサツー

ディ・ケイ(本社:東京都中央区 取締役社長:長沼孝一郎 以下ADK)は、現地法人を有するシンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム5

カ国および、駐在員事務所を置くフィリピン・インド・韓国3カ国の各拠点、および中東・ロシアを統括する「アジア・リージョナル・センター(仮称、以下

ARC)」を、2006年1月1日付で設立、シンガポールを拠点に活動を展開します。

同センターは、当該地域で事業を展開する日本企業のコミュニケーション活動をサポートすることを目的に開設するものです。

同センターには、当社がアジア各国において長年培ったノウハウを集結させ、各現地法人のレベルアップを図ることで、広告主への質の高い且つ均質なサービス

の提供を実現します。また、シンガポールを拠点にすることにより、複数の国にまたがるネットワーククライアントへのコーディネーション業務など広告主の

ニーズに対する迅速でフレキシブルな対応を目指していきます。

【ARC設立の背景】

1.当該地域の持つ経済力

1997年の通貨危機を乗り越えた東南アジア各国は安定的な成長を示しており、今回ARCがカバーする東南アジア8カ国の合計数値は、面積、人口、GDPにおいてグレーター・チャイナ圏(中国・香港・台湾)と匹敵するレベルとなっています(2004年JETRO)。

2.経済活動の流れ

人種・宗教・言語の違いはあるものの、これらのアジア国々における域内貿易自由化(FTA・EPA)が進み、共通通貨(ACU)構想が登場するなど、経済

共同体の動きが加速しつつあります。日本企業もこの動きに伴い、アジア各国の事情を踏まえつつ、同地域内での製品開発から製造、販売まで統合的なマーケ

ティング活動展開の可能性を模索しはじめています。

3.ADKの成長戦略

この増大する広告主のリージョナルニーズに応えるために、東南アジア全域を広くカバーするネットワーク機能を有するARCを設立します。さらに当社独自の

ネットワークに加え、必要に応じてWPPグループ企業のリージョナルネットワーク機能も活用します。それによって、現在の現地法人売上の一層の拡大ととも

に、フィリピン・インド・韓国の3駐在員事務所の現地法人化や、中東、ロシアへの進出などのネットワークの拡大を図ります。

【ADKアジア・リージョナル・センター組織概要】

■活動拠点

活動拠点はシンガポールとし、ADK SINGAPORE PTE. LTD.内に置きます。 シンガポールを中心に各現地法人が連携しネットワーク強化を図ります。

■売上目標

2004年の売上は約90億円で、1999年から217%の成長を遂げています。 2005年度は約100億円を見込んでおります。

2006年度は現在の5カ国の現地法人に加え、インド、フィリピン、韓国の駐在員事務所の現地法人化などによって約120億円(前年比20%増)を計画し

ています。

さらに中東・ロシアなど地域を拡げることにより、2008年度までに約170億円、ADK海外売上全体の約1/3、海外売上としてはADK売上全体の約

10%を目指します。

■組織体制

堀 正人(ADK香港・現会長)を専任の統括ディレクターとし、シンガポール・タイの日本人ディレクター2名のほか現地のマネージャー6名が兼任の8名体制でスタートし、2006年4月を目処に専任スタッフを増強する構想です。

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